一眼レフで綺麗な写真を撮るために知っておくべき3つのこと

こんにちは。ポートレートフォトグラファーのKeiです。

アメリカインディアナ州の大学でコンピュータ工学を勉強している一方、仕事でこのようなポートレート写真を撮っています。

海外大学に進学する前に友人に勧められ、Olympus E-PL5という小さなミラーレスカメラを買ったのがきっかけでカメラを始めました。

思ったような写真が撮れず、カメラを触らなかった期間があったのを思い出します。

今のような写真が撮れるようになるまでたくさん失敗を繰り返し、数え切れないほどの記事とYouTube動画を見て、どうしたらうまく撮れるようになるんだろうと研究しました。

今では大学のキャンパスフォトグラファーとして、フリーのフォトグラファーとして仕事をもらえるようにまで周りに認めてもらえるようになりました。

その経験を踏まえて、今日は一眼レフを始めたばかりの初心者のために、「一眼レフで綺麗な写真を撮るために知っておくべきこと」をまとめました。

ボケを作る

一眼レフで撮った写真のボケって綺麗ですよね。一眼レフに興味を持ち始める人ってボケに惹かれた人が多いんではないでしょうか。

でも実際に一眼レフを買って、撮ってみても思ったようにボケが作れない。

ボケを作るにはいくつか必要なことがあるんです。

実際、必要なことを守りさえすれば一眼レフでなくても、iPhoneのカメラで後ろがボケた写真を撮ることもできます。

絞りを開く

レンズには絞りと呼ばれる羽のようなものが付いています。これらを開いたり閉じたりすることで、光の量を調節します。

絞りを示す単位のことをf値といい、記号 f/ を使って表します。

f値が小さければ小さいほど絞りが開いていて、よりたくさんの光が入ってきます。

この絞りには光の量を調節するだけではなく、ボケをコントロールする役割も持っていますが、ここでは数字が小さいほどボケやすいと覚えておくといいでしょう。

後述しますが、この絞りの最低値はレンズによって変化します。キットレンズでは一般的にf/3.5から5.6、ズームできない単焦点レンズではf/1.4から2.8と前後します。

絞りをコントロールする方法

絞りをコントロールするにはAモードを使用するのが簡単です。ダイヤルにはAと記載されています。

英語では「Apeture Priority」、日本語では「絞り優先」と訳され、自分の好きなように絞りをコントロールでき、それ以外の設定はカメラが自動で最適なものに変更してくれます。

ボケを作りたいときにはf値を一番小さな値に設定してください。

被写体に寄る

被写体が近ければ近いほど大きなボケが生まれやすくなります。マクロレンズで撮影した花の写真は背景がとろけるようにボケているのは、被写体との距離が数センチから数十センチまで寄っているからです。

この写真ではf/1.8解放で至近距離で撮ったため、後ろの目も微妙にボケています。

背景を離す

被写体と背景(前景)との位置が離れていればいるほどボケが生まれやすいという特徴があります。

1枚目の写真は背景がモデルのすぐ目の前にあるためボケていません。一方、2枚目の写真ではモデルは木から数メートルから十数メートル離れています。

望遠レンズを使う

望遠レンズを使うことで簡単にボケを作ることができます。レンズ側部にミリメートルで表記された数字が書いてありますが、これが焦点距離を表しています。

数字が小さいほど広角で大きいと望遠になります。

私は28mm、45mm、85mmと3つのレンズを持っているので85mmのレンズが一番ボケやすいということになります。

ズームレンズであれば望遠端を使って撮影してみましょう。

ただ、キットレンズの場合には望遠になればなるほど設計上f値が下がってしまうのが難点です。

単焦点レンズを使う

単焦点レンズというのは焦点距離が変わることのないズームできないレンズのことです。

ズームができない分不便なところはありますが、ズームレンズよりもボケやすく、安い値段で、良い画質の写真を撮ることができます。

単焦点レンズの特徴

  • ボケやすい
  • 軽い
  • 安い
  • 画質がいい

一眼レフを購入したときに一緒についてくるキットレンズでも上の3つを守ることでボケを作ることができますが、別に単焦点レンズを使うことで次元の違うボケを作ることができます。

キットレンズは広い範囲でズームが効き、利便性は高いですが、レンズの構造が単焦点レンズよりも複雑になるため、画質やボケの量が劣ってしまうんです。

Canon、Nikon、Sonyからそれぞれお手頃な価格帯の単焦点レンズが販売されています。

実際に私は単焦点レンズしか所有していません。ズームができない分、レンズ変更と自分の足を使って作品に表現の幅を持たせています。

良い写真を撮るために、必ずしも良いカメラは必要はないが、良いレンズは欠かせない。

直射日光を避ける

直射日光が当たることで被写体に強い影ができてしまい、本来の見た目とは違ったものが写ってしまいます。

特にポートレート撮影において直射日光は厳禁です。

モデルさんは眩しい太陽の光をカットするために、目を狭めてしまい、モデル本来の表情を生かすことができません。

鼻の下や目元に強い影ができてしまい、実際の見た目よりも老けて見えてしまいます。特に強い光に弱い北欧の方を撮影するときにはこのテクニックは欠かせません。

もしも日中に撮影するのであれば、大きな窓のついている室内か、日陰で撮影をするといいでしょう。

表現の1つとして意図的に直射日光を使用したい場合や、屋外でのスポーツイベントなど屋外でなくてはならない撮影以外では直射日光を避けるのが鉄則です。

撮りたいものを絞る

色々なものがごちゃごちゃ写っている写真って「この写真は何を伝えたいんだろう」と見ている人が困惑してしまいます。

主題を絞って撮影することで、見ている人に自分の伝えたいことが伝わりやすくなります。

「どれも綺麗で、全てをファインダーに収めたい」と思うかもしれませんが、撮りたいものを1つか2つに絞ってみましょう。

たくさんの写真が写っているものよりも、主張がしっかりとしてくるはずです。

撮影時にタイトルをつけてみるようにするといいかもしれません。

広角レンズは多くのものが写真に写ってしまうため、望遠レンズを使ってみるのもオススメです。

まとめ

一眼レフ初心者に覚えておいて欲しいこと3つ!

  • ボケを作る
  • 直射日光を避ける
  • 撮りたいものを絞る

簡単なことですが、カメラの基本とも言える大事なことです。

この3つを心がけるだけで写真の印象がガラッと変わってみえますよ。試してみてください!