アメリカの大学ではかなり忙しく勉強をすることが求められます。課題も多く、継続して毎日勉強することが欠かせません。
それに点数区分がかなり細かく分けられており、課題の提出を一つ忘れただけでGradeが簡単に一つ二つ下がってしまいます。
私もその経験があり、成績を下げることがないよう「一点を無駄にしないクラスの臨み方」を3つまとめました。
1点を無駄にしないクラスの臨み方
Passすればいいというくらいのつもりで臨んでいるならあまり変わりはありませんが、奨学金を取るためにA、A-をキープしたいと考えているのであれば、その一点が命取りになります。
私が会計のクラスを取っていたときも92.6%で0.4%足りずにA-でした。
一時期テスト勉強に手を抜いたときがあって、大きく平均を下げたことがありました。その後98%の点数をテストで出したものの大きく下げた平均をAまで戻すことはできませんでした。
年間を通して全てAの成績を維持していて初めてのA-でした。学期の最後に後悔したのは言うまでもありません。
その経験を踏まえて、高い成績を維持するための方法をここにまとめました。
- クラスを休まない
- テストのときに時間が許す限り見直しをする
- 宿題はともかくExtra Creditの課題も欠かさずに取り組む
クラスを休まない
これは一点を無駄にしないどころかPassしたければ絶対にやってなければいけないことです。
先生は教科書の内容を噛み砕いて授業中に説明してくれているので参加するのとしないのでは理解度が全然違います。
テストで出るところも教えてくれことが頻繁にあるので絶対に参加した方がいいでしょう。
テストのときに時間が許す限り見直しをする
細かい点数配分で成績が決まるアメリカではたった数点を失うだけで成績がひとつ下がります。
特に数学のテストのときには小さなケアレスミスでGradeが一気に下がります。テスト自体は日本のものと比べてかなり簡単なのですが、しっかりと理解をしてミスをしないことを求められます。
日本の高校であればだいたい80点取れれば最高評定がもらえますが、そのつもりで軽くテストに臨むと93%以上がAのアメリカではB評定しかもらえません。
宿題や課題、やらなければいけないことはともかくExtra Creditも欠かさずに取る
だいたいのクラスで教授は追加の成績をもらえる課題を出してくれます。
このExtra Creditの課題をしっかりやることで前述の小さなケアレスミスの穴を埋めることができます。
学期の最後はどのクラスもFinal ExamとFinal Assingmentで忙しくなっているので、これらをしっかりとやって最後のテストで多少点数を落としても大丈夫なくらい前半に点数を稼いでおくといいでしょう。
まとめ
- クラスを休まない
- テストのときに時間が許す限り見直しをする
- 宿題はともかくExtra Creditの課題も欠かさずに取り組む
以上が「1点を無駄にしない、クラスの臨み方3つ」です。
留学において勉強だけが全てではありませんが、勉強が生活の大部分を占めることは確かです。しっかりと成績の維持には臨みたいですね。
アメリカの大学では日本の高校と違う評定の方法をとっています。アメリカに来てから戸惑うことのないようにこちらの記事も見てみてください。

ありがとうございました。
インディアナ州のDePauw Universityというリベラルアーツカレッジでコンピュータサイエンスを専攻。現在はIndianapolisのITコンサルティング会社でSoftware Engineerとしてウェブ開発の仕事をしている。