アメリカで1900マイル運転して感じた速度制限の違い
2017年のアメリカ国内ドライブ経験から、速度制限や長距離運転で筆者が気をつけたことを振り返ります。

この記事を書いたとき、私はアイオワ州Mason CityからSt. Louisを通り、テネシー州McMinnvilleまで車で向かっている途中でした。
帰りはMemphisとKansas Cityにも寄り、全部で約1900マイル(3000km)の長距離ドライブです。
アメリカで運転を始めて半年ほど経ち、ようやく長距離の運転にも慣れてきたころでした。
一番戸惑ったのは、場所によって速度感覚がかなり違うことでした。
速度制限は道路によってかなり変わる
日本にいたころは、アメリカの道路はどこも広くて速く走るイメージがありました。
実際に運転してみると、住宅街、小さな町、郊外の道路、Interstateで速度制限はかなり変わります。
州をまたげばルールも違います。
長距離旅行で一番シンプルに役立ったのは、周りの車ではなく、その場所の標識を見ることでした。
大都市へ入ると周りの車が急に速く感じた

Minneapolis、St. Louis、Nashvilleなど大きな都市へ入ると、Mason Cityより周囲の車がかなり速く感じました。
速度制限より速く走っている車も多く、自分も周囲につられて速度が上がることがありました。
当時、友人からよく言われたのが「Follow the traffic」です。
周囲と極端に違う速度で走ると怖い、という感覚はよく分かります。ただ、周りが飛ばしているから自分も同じだけ飛ばしていい、という意味ではありません。
長距離を運転していると、周りの車のペースに引っ張られやすいので、意識してスピードメーターを見るようになりました。
「5 mphくらいなら大丈夫」とよく言われた
アイオワで運転していたころ、友人から「5 mphくらいなら警察は止めないよ」と言われることがよくありました。
実際、私も少し速度を超えて走っていて止められなかったことはあります。
ただ、これはあくまで自分の経験です。
どこまでなら大丈夫かを考えるより、標識を基準にした方が結局気楽です。数マイル速く走っても、長距離全体で短縮できる時間はそれほど大きくありません。
一番気をつけたのは、小さな町へ入るところ
長距離を走っていて速度を見落としやすかったのは、田舎道から小さな町へ入る場面でした。
しばらく同じ速度で一直線に走っていたのに、町へ入ると短い距離の間に速度制限が段階的に下がります。
景色があまり変わっていないように見えるので、そのままの感覚で走りそうになります。
これは今でも長距離を運転するときに気をつけています。
特に、
- 市街地へ入るところ
- school zone
- 工事区間
- 高速道路の出口周辺
では標識をよく見るようになりました。
アイオワの冬は速度制限より路面の方が怖かった
アイオワで運転するようになって、速度制限は「その速度で走らなければいけない数字」ではないことも実感しました。
冬は雪や凍結があります。
70 mphの標識が出ていても、路面が凍っていればその速度で走る気にはなれません。
日本でほとんど運転していない状態からアイオワで運転を始めたので、最初は標識の数字ばかり気にしていました。
でも慣れてくると、その速度で本当に止まれる路面なのかを見る方が大事だと感じるようになりました。
警察に止められたら落ち着いて停車する
長距離運転をしていると、道路脇で警察に止められている車もよく見かけます。
自分が止められた場合は、安全な場所へ寄せて、落ち着いて警察官の指示に従うのが基本です。
警告で済むこともあれば、違反になることもあります。そこを期待して速度を決めるものではないと思います。
長距離ドライブで学んだこと
1900マイル走ると、州を越えるたびに道路の雰囲気も周囲の運転も変わりました。
大都市では速く感じ、田舎では道路が空いていて速度感覚が鈍ることもありました。
最終的に自分が一番意識するようになったのは、
周りの車の速度を基準にしすぎず、標識と道路の状態を見ることです。
アメリカで初めて運転すると、周りが速くて不安になることもあります。
でも何度か長距離を走るうちに、周囲に合わせて無理に飛ばすより、自分が安全に走れるペースを保つ方がずっと楽だと感じるようになりました。