留学BOXは留学斡旋会社を必要としない海外進学を目指してウェブサイトを運営しています。
全く知らない海外の世界に一人で飛び込むというのは、学生にとって怖いもの。斡旋会社の使用を検討するのも当然のことです。
個人的には留学斡旋会社の使用はあまりおすすめしていませんが、どうしても斡旋会社を使用したいという人がいると思うので、留学斡旋会社の比較検討をしてみます。
★3つで費用、情報量、印象、信頼度、おすすめ度を比較しています。
*留学する前に以下の全ての会社の説明会、もしくは面談に参加しているので、これらの情報は私の経験に基づいています。
大手留学斡旋会社
わかりやすいように、個人の判断で大手とその他の斡旋会社を分けました。 大手留学斡旋会社は全国各地で、小規模留学斡旋会社は関東のみと考えていただければいいかと思います。
斡旋会社の名前、もしくは画像をクリックすることでそれぞれのウェブサイトに飛ぶことができます。
留学ジャーナル
留学ジャーナルという留学マガジンを発行している最大手の会社です。雑誌を発行しているということから、日本で一番知られている留学斡旋会社ではないでしょうか。
親身に相談に乗ってくれ、非常に良い印象を持ちました。 日本各地で頻繁に説明会を行なっているので、近くのものに参加してみてはいかかでしょう。
費用:★★☆
情報量:★★★
印象:★★★
信頼度:★★★
おすすめ度:★★★
栄陽子留学研究所
リベラルアーツカレッジを非常に押している留学斡旋会社です。留学相談で1万円かかり、手続きをお願いするとさらに追加の費用がかかります。手続きにかかる費用は合計して100万円程度になるようです。
費用は高いですが、その分全ての手続きを代行してくれ、編入・就職においてもサポートを受けられるそうです。
このリベラルアーツカレッジという大学は小規模の私立4年制の大学で、他の大学に比べて、非常に授業料が高いのであまりおすすめできません。
リベラルアーツカレッジを考えているのであれば、栄陽子留学研究所は頼りになる斡旋会社なのかもしれません。
費用:★☆☆
情報量:★★☆
印象:★★☆
信頼度:★★☆
おすすめ度:★☆☆
WISH
オーストラリアへの留学を専門にやっている会社のようです。J-CROSSからの認証を受けているので、信頼性は高いはずです。
オーストラリアへの留学を考えているのであれば検討してみるといいでしょう。
費用:★★☆
情報量:不明(オーストラリアの留学は検討していなかったので一切わかりません。)
印象:★★★
信頼度:★★☆
おすすめ度:☆☆☆(アメリカの留学では検討する必要はありません。)
ベネッセ海外留学センター
こちらも大手の企業です。ベネッセさんのセミナーでは基本的な情報をわかりやすく説明していて、海外留学について一切知らなかった私にとって参考になりました。
大手ということがあって多少高額の斡旋費用がかかります。
初めに手数料が提示されたのにもかかわらず、あとあと追加費用を請求されたという学生の方がいたので注意が必要です。
費用:★★☆
情報量:★★☆
印象:★★☆
信頼度:★☆☆
おすすめ度:★★☆
EF Education First
留学斡旋会社の比較記事を書いてから、EFについてのインタビュー記事を書いてほしいと広報の方から連絡をいただき、準備を進めていました。何通かメールのやり取りをし、スカイプでインタビューの日時を決めていたのですが、いきなり連絡がつかなくなりました。
届いていなかったのかと思い、追加で確認のメールを送りましたが、二ヶ月ほど経った今でも連絡はありません。
留学費や生活費など高額の費用をやり取りすることのある留学斡旋会社とのやり取りにおいて、信頼関係は非常に重要な項目の一つです。いきなり連絡がつかなくなってしまうのは大きな不安要素であると感じました。
短期留学を中心に紹介しているようですが、学費が高いのもマイナスポイントです。
費用:☆☆☆
情報量:★★★
印象:☆☆☆
信頼度:☆☆☆
おすすめ度:☆☆☆
小規模留学斡旋会社
留学サイト.com
小さな企業でもいいと思うならこの会社を使うといいでしょう。 オフィスは東京からそれほど遠くない、千葉の幕張あたりに位置しています。交通の弁が立つ人は必ず行っておきたいところです。
協定を結んでいる大学であれば手続き費用が0円という破格の会社です。協定を結んでいない大学でも8万円で手続きを代行してくれます。
小規模の会社ということがあって、情報量は大手に劣るところがあるかもしれませんが、良い印象を持ちました。
費用: ★★★
情報量: ★☆☆
印象: ★★★
信頼度: ★★☆
おすすめ度:★★★
留学斡旋会社のおすすめの使い方
説明会に参加してみる
まずは説明会に参加してみることです。大手であれば年間を通して、特に夏休みの期間に説明会が多く開かれています。複数の会社の説明会に申し込んでみましょう。
複数というのがミソです。複数の会社の説明会に参加することで、比較検討することができるので、騙される可能性が減ります。
相談してみる
基本的に説明会後には個人で相談をする機会が設けられています。
栄陽子留学研究所を除き、相談は無料なので気軽に参加してみるといいのでないかと思います。
実際に使ってみる
お金を払ってでも留学手続きの代行をしてもらう価値がある、信頼できる、と思った場合には留学斡旋会社を使用するのもいいでしょう。
問題を避けるためにも、実際に使用する前にこの記事を今一度見ておいてください。
まとめ
以前記事にもまとめましたが、大学進学の出願は自分でやるべきです。
出願もできないような自立していない人がアメリカの過酷な環境で大学生活をこなしていくことは非常に難しいです。同じようにこの程度の英語力がなければ、大学の授業についていくことはできないでしょう。
自分で出願手続きを行っていく上でわからないところを知人に聞くということであれば全く問題ありませんが、それを丸投げにするのは良くありません。
編入、奨学金の申し込み、就職と書類を埋めなくてはいけない場面はこれから先、何度も出て来ます。練習だと思って自分で取り組んでみてください。
事情があってどうしても手助けが必要という場合には、斡旋会社を使うことも頭に入れて上記の会社を参考にしてみてください。
インディアナ州のDePauw Universityというリベラルアーツカレッジでコンピュータサイエンスを専攻。現在はIndianapolisのITコンサルティング会社でSoftware Engineerとしてウェブ開発の仕事をしている。