フランス人ってロマンティックで女性の扱いがうまいと言われていますが、それは一体どんなところから来るのでしょうか?
大学院の卒論のためにリサーチで、アメリカに半年間滞在しているフランス人の友人と一緒に遊んでいてその秘訣に気がつきました。
「フランス人はなぜモテるのか」その秘訣を大公開デス!
挨拶が丁寧
彼と会ったときの印象はすこぶるいいです。
1日のうちの第一印象とでもいいましょうか。
笑顔で「Hi! 〇〇. How are you?」と景気のいい第一声がどんなときでも飛び出してきます。
それも口だけの挨拶じゃないんですよね、なんというか「あなたのことを気にかけているよ」という雰囲気が伝わってくる挨拶です。
日本文化では挨拶は形式的な堅苦しいイメージがありますが、英語での挨拶は相手のことをいかに気にかけて挨拶をできるか、ということがとても重要です。
その日の第一印象を大事にする
相手の話を聞くことができる
彼は相手の話を真摯に聞くことができます。
話が面白いとか、突拍子もない話だと一切関係なく、誰にでも聞く姿勢をしっかりと持っています。
相手の目を見て、ほどよく頷き、相槌も打てます。
相手の話の口を広げるような簡単で、でもとても効果的な質問を投げかけます。
話を広げるような質問は誰にでもできることではありませんが、誰にでもできることが一つあります。
ここで間違えてはいけないのは彼は話すのが上手なわけではなくて、相手の話を引き出すのがうまいんです。
それは挨拶の仕方から含めて「あなたのこと、あなたの話すことに興味を持っているよ」という姿勢から来ています。
聞き上手は会話上手、必要なのは相手への関心
レディーファーストを徹底している
彼は100%確実にレディーファーストを実践します。
定番の扉を開けるとき、レストランの会計に並んでいるとき、喉が渇いたとき、どんなときでのAfter You精神です。
言ってしまうとレディーファーストどころか他の男性にも先を譲ります。
それを通り越して、全く知らない人にも扉を開けておいて相手を優先させます。
習慣と言ってしまえばそれで済む話なのかもしれませんが、相手を気遣っているという印象を強く受けます。
レディーファーストは相手のことを考えた結果生まれたこと
お別れが丁寧
フランス人は始めが良ければ終わりも良しです。
カジュアルな友人同士での別れ時、疲れていてソファーでうとうとしていたとしたら、立ち上がってお別れを言うのは何だか面倒ですよね。
私だったらその場でByeと言ってしまうと思います。
彼は確実に立ち上がり、その人のところまで歩み寄り、握手でその人を送ります。
口先だけの別れではなく、相手が清々しい気持ちで1日を終えることができるような、爽やかな挨拶です。
人の印象は最初と最後で決まる
アフターフォローがしっかりしている
丁寧なお別れに加え、家に帰ってからのフォローもしっかりとしています。
例えば何かお世話になったとき、楽しい時間を共に過ごしたとき、彼は間違いなく、相手に感謝のメールを送ります。
フォーマルな関係であれば常識として感謝のメールや、手紙を書くことはありますが、カジュアルな友人どうしの関係ではそんなことは滅多にないですよね。
彼は長文のメールを書くわけではありません。たった数行、思い出を含めて感謝の気持ちを伝えるだけです。
たったそれだけでも受け取った相手は何だか嬉しいものです。
このメールでのフォローがさらに相手への印象を高めますね。
たった数行の感謝が相手に与える印象の大事さ
まとめ
- その日の第一印象を大事にする
- 聞き上手は会話上手、必要なのは相手への関心
- レディーファーストは相手のことを考えた結果生まれたこと
- 人の印象は最初と最後で決まる
- たった数行の感謝が相手に与える印象の大事さ
正直言って何かすごいことをやっているわけではないんです。
ただものすごく紳士、After Youの精神を持って、相手のことを考える。ただそれだけです。
言うは易し、行うは難し。そんな言葉がありますが、これはまさにこの精神を実際に行うことでしょう。
フランス人がなぜモテるのか?今から一つずつ心がけてみてはいかがですか?
ありがとうございました。
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インディアナ州のDePauw Universityというリベラルアーツカレッジでコンピュータサイエンスを専攻。現在はIndianapolisのITコンサルティング会社でSoftware Engineerとしてウェブ開発の仕事をしている。