留学して8ヶ月が経ちました。今までの留学生活を振り返ってみて、成功する留学を送るために私が常に頭においていた6つのことをまとめてみました。
- Noと言わない
- 約束は絶対に守る
- 誰にでも誠実になる
- 挨拶をしっかりとする
- 健康に気をつかう
- SNS、インターネットから離れる時間を持つ
Noと言わない。
時間がなくても、疲れていても、友達の誘いにはNoと言わないようにしています。
新しいことってなかなか乗り気にならないものです。留学先で新しいことばかりで気が向かないからといって部屋に閉じこもっていると、留学している意味がなくなってしまいます。
時間がないのは自分の時間の管理ができていないからです。疲れているのは睡眠時間を確保していないからです。
私はNoと言って大きな経験の機会を失うのが嫌なんです。もしかしたら見たこともないような素晴らしい経験をするかもしれない機会を疲れているから、気が向かないからといった理由で手にすることができなかったらもったいないと思いませんか?
YesよりSure!!
ただYesというだけではなく私はSureもしくはOf courseと返事をすることが好きです。
何か頼まれごとをしたときに嫌々ながらYesというのと、はっきりとSure「私はあなたの頼みなら喜んで手伝いますよ」というニュアンスを持ってするのでは頼んだ方も頼まれた方も清々しいですよね。
誰にでも誠実になる
表と裏を作らない
誠実になるってどういうことでしょうか。
私は表と裏を作らないということだと思っています。
裏表がある人って何か陰険な雰囲気が漂っていて、近寄りがたい感じがあります。
それに陰で何かを言っている人は必ずどこかでしっぺ返しを食らいます。
私は言いたいことがあれば本人に直接言います。それが元でちょっとした問題になることもありますが、相手のことをちゃんと思って伝えたことであれば相手もわかってくれるはずです。
それでもどうにもならない場合はそれまでの関係だったということでしょう。
約束は絶対に守る
人の信頼が大事なのは日本もアメリカ同じです。一度約束を破れば信用を失うし、もう一度守ることができなければもう連絡が来なくなってしまうかもしれない。
キャンパス内での仕事の機会だったり、何かのお誘いを受けるときにはとても大切なことです。
約束をしっかりと守れない人にはそういった話も回ってきません。
挨拶をしっかりとする
英語での挨拶は日本語での挨拶とは違います。日本人の文化で良い挨拶というのはしっかりと止まってはっきりとした声で頭を下げて挨拶をするというものですが、英語では笑顔でHi, how are you?ということがとても重要です。
この挨拶には「こんにちは」としての意味合いだけではなく、相手のことを気を遣っているよ、というニュアンスも含まれています。
ただぶっきらぼうに挨拶するだけだったり、Hiというだけだと相手には少し強い印象を与えてしまうでしょう。
名前も含めて笑顔ではっきりと挨拶するようといいですね。
健康を保つ。
体の健康
異国の地で何もかもが新しい中、健康には人一倍の気を使う必要があります。アメリカでは医療費が高くつきますし、頻繁にクラスを休んでいると後になって取り戻すのがとても大変になります。
朝昼晩、しっかりと食事をとる
アメリカの食事ってカロリーが高くて、体重のことを考えると食事を控えようとしがちです。
私もアメリカに来てから一度三日間の断食をしたことがあります。金曜日の昼から日曜日の夜までジュース以外一切何も食べませんでした。
健康のためにと思って行ったのですが、非常にげっそりとして物事に取り組む意欲が薄れたのを覚えています。
無理な食事制限をするのであれば代わりに運動をするように心がけてください。
朝ごはんも欠かさずとるようにしてください。良い生活習慣を作るための良いきっかけになります。
運動を欠かさずにする。
心と体って密接に関わっているんです。
私の経験からして3日間一切運動をしないとなんだか悲しくなって、一週間それが続くとホームシックのようになります。
私はそうならないように継続して何か体を動かす習慣をつけるようにしています。
私がしているのはランニングかテニスですが、好きなスポーツであれば何でも構いません。ウォーキングでも大きな効果があります。
しっかりと睡眠時間を確保する。
課題の締め切りが迫っているから、テストの勉強をしなくてはいけないからと夜更かしをして勉強をすることはありませんか。
調子が良くていつまでも続けていけそうだというならまだしも、眠くなりながら無理矢理に勉強を続けようとしても大した効率は上がりません。
私が課題が迫っていて夜更かししなくては寝られないというときは早く寝てしまうことがあります。夜に時間を割く代わりに朝早く起きてその課題を終わらせるのです。
理由は二つあります。
疲れた頭で夜に無理をして勉強するよりも、しっかりと睡眠をとって次の日に勉強する方が全然効率が高いです。テストの勉強にしても疲れた頭に情報は入りにくいですし、論文を書くときには良いアイデアを生み出すことができないでしょう。
そしてもう一つ、夜更かしをすると体内の睡眠時計が狂い、次の日もなかなか眠くならないという悪循環に陥ります。遅寝遅起きの習慣がついてしまうと健康に良くないです。
心の健康
鼻水が出ていたり、下痢をしていればすぐに体調が悪いことはわかりますよね。
心の健康って体の健康に比べて目に見えにくいから気をつけていないと簡単に悪い状態に陥ってしまいます。
自分を見つめ直す時間を取る
私が心の健康を保つために自分を見つめ直す時間をとることができます。
瞑想、読書、日記を書く、何てことがありますね。
私はランニングを瞑想の代わりとしてしています。他のことを考えずにただ走りに集中するのは科学的にも瞑想と近い効果があるそうです。
こうやってブログを書くことも自分の生活や考えていることを言葉に出して整理し、自分を見つめ直すために役に立っています。
SNS、インターネットから離れる時間を持つ。
SNSはとても便利です。特に日本にいる家族や友達と離れているときにはとても役に立ちます。私がフィリピンでホームシックになったときにはテレビ電話で相手の顔を見て話をすることができたのがとても心の支えになりました。
そんな便利なSNS、インターネットもホームシックだからといって部屋に引きこもってそれっきりになってしまうと現実を失います。
アメリカという現実の世界から目を背けてSNSを使い、日本に入り浸っていると現実の世界から何も得られるものがありません。
顔を上げて周りを見渡していれば見つかるチャンスをSNSに入り浸っていることで見つけ出すことができません。
最高の機会をものにすることができなくなります。
まとめ
留学で気をつけたい6つのことをまとめました。
- Noと言わない
- 約束は絶対に守る
- 誰にでも誠実になる
- 挨拶をしっかりとする
- 健康に気をつかう
- SNS、インターネットから離れる時間を持つ
「心技体」という言葉がありますよね。私は以下のようにその言葉を定義し、いつも頭の中に置くようにしています。
「心」心の健康
「体」体の健康
「技」英語でのコミュニケーション
特にここでいう英語とは学力だけなく、対人コミュニケーションの能力を含めた人間関係の能力のことです。
留学って結局は人との関係なんです。人との関係をうまく築くことができれば物事がうまく進んでいく。
他人との関係ってお互いを思いやることです。もしも不健康で、心の中が他のことでいっぱいだと他人に気をつかうことなんてできません。
私はそう信じています。良い留学に向けて頑張っていきましょう。ありがとうございました。
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インディアナ州のDePauw Universityというリベラルアーツカレッジでコンピュータサイエンスを専攻。現在はIndianapolisのITコンサルティング会社でSoftware Engineerとしてウェブ開発の仕事をしている。