私の大学は海外からの学生を促進していて多くの留学生が在籍しています。
英語のネイティブでないということであったり、家族から離れて生活しているということなど、留学生同士には多くの共通点があり、一緒に行動することも多くなります。
彼らと一緒に行動していると英語の伸びに関して気づくところがありました。
アメリカに同じ時期に到着し、同じ期間滞在しているのに英語の伸びが良い人とあまり良くない人がいます。
そして英語が上達する人には3つの共通点を持っています。
人と関わることが好きな人
初めから英語が上手い下手はあまり関係ないです。英語は片言でも積極的に相手と分かり合おうとする姿勢がある人は大きく伸びていきます。
パーティ好きのルームメイトは英語に悩む私の横でみるみるうちにたくさんの友人を作っていきました。
外に行くことを恐れず、とりあえず何でも参加できる人は英語が伸びていきます。
逆に始めは英語が上手でもあまり自分から会話をしていかない人はあまり英語の上達が見られなかったり。
どうしても会話が弾まない人は
でも私、正直他人に関心を持つことが苦手です。汗
どちらかというと一人の時間を過ごすことが好きな方で大勢の人と一緒にいるとすぐに疲れてしまいます。
そんな人はまず、1つの絶対にしてはいけないことを頭に入れておいてください。
心にバリアを貼ってしまうこと。
疲れていて、英語が話せなくて悩んでいて、誰とも話したくないと思っていると他人に対して見えないバリアを張ってしまっています。
自分ではバリアを張っているつもりはなくても友人はそのバリアを感じ取って声をかけてこなくなってしまいます。
発音に問題がない人
発音が上手な人は相手から理解されやすいので聞き直されることも少なく、恐れることなく会話を進めていくことができます。
会話が通じるので自信を持って話を進めていくことができ、それがまた自信につながるという好循環が生まれます。
その一方でバリバリのカタカナ発音の私は発音にとても苦労しました。(今もしています。笑)
アメリカに到着してすぐのころは簡単なことでも伝わらないくて苦労した記憶があります。文法に問題があるのだと私は考え、親に頼んで文法書を送ってもらい、基礎から取り組み直そうと勉強を始めました。
でもいくら勉強をし直しても伝わりませんでした。それもそのはず、問題は文法ではなく私の発音にあったのです。
日本に住んでいる英会話者は日本人の発音に慣れているので日本人の苦手なVとBだったり、RとLの発音は文脈から分かってくれます。
でもアメリカの田舎では日本人の英語を聞いたことがない人がほとんどです。初めて日本人のアクセントを聞いた人は聞き取るのに苦労するでしょう。
相手もこちらに話しかけるのをためらってしまいますし、自分から話しかけていくのも相手が困惑してしまうのが嫌で会話に腰が引けてしまいがちです。
もしも私と同じような問題に悩まされている人がいたら発音に問題がないか気にしてみてください。
ネイティブの発音をすることはできませんが、自分の苦手な発音を分析し、それを意識して発音することで伝わる英語を話すことはできます。
英語を話せるようになりたいと本当に思っているか
これが一番大事です。
結局は英語が伸びるかどうかは本人の覚悟次第なんですよね。
海外進学をする段階でしっかりと自分の目標を決めて留学してきている学生はメキメキと力を伸ばしていきます。
その一方でなんとなく留学を決めたなんていう人は同じ言語を話す人で集まったり、積極的に英語を話していかなかったりと楽な方に楽な方に流されていってしまいます。
留学当初の英語力は低くとも絶対に留学を自分のものにしてやるぞという意気込みがあれば時間とともに徐々に英語は伸びていきます。
その強い意志を忘れずに留学生活を過ごしていってください。
まとめ
英語が伸びる3つの留学生の条件は
- 人と関わることが好きな人
- 発音に自信がない人
- 英語を話せるようになりたいと本当に思っているか
繰り返しになりますが一番大事なのは3つ目の「英語を話したいという強い意気込み」です。その意気込みがある学生は驚くほどメキメキと英語が上達していきます。
限られた留学期間を生かして効率良く英語を伸ばしていきたいですね。
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ありがとうございました。
インディアナ州のDePauw Universityというリベラルアーツカレッジでコンピュータサイエンスを専攻。現在はIndianapolisのITコンサルティング会社でSoftware Engineerとしてウェブ開発の仕事をしている。