こんにちは、アメリカ留学2年目を迎えたポートレートフォトグラファーKeiです。
ふと気付いたら、平日はもちろん、休日も時間があれば勉強しています。
それでもついていくのが精一杯。
今日は海外進学を考えている学生のために、アメリカの大学で求められる勉強量についてまとめてみたいと思います。
アメリカの大学の単位の意味とは?
アメリカの大学を卒業するのに必要な単位数
アメリカの大学は単位制で120単位(コミュニティカレッジの場合には60単位)を取ることで卒業することができます。(学科によって多少多くなる場合もありますし、ダブルメジャーやメジャーマイナーを選択した場合には必要単位数は大きく増えますが。)
日本の大学のように、4年間で卒業をしたい場合には一学期に15単位ずつ、年間で30単位を取ることで4年間で120単位となるので、多くの学生にとって一学期に15単位というのが目標になるでしょう。
一方、卒業に4年以上かかってもいいという学生は一学期に15単位を取る必要はありませんが、法的にアメリカに滞在するためには一学期12単位以上を履修し、フルタイム学生としての身分を維持しなくてはなりません。
1単位3時間の勉強
アメリカの大学では1単位というのはどれくらいの勉強量になるのか国の教育機関によって定義されています。(もちろん教授や学校によって大きな違いがあります。)
1単位=1時間の授業+2時間の自習
の合計3時間を16週間取ることで1単位と認められます。(日本から単位の移行などを行う際はこのように授業数を見られるそうです。)
仮に多くの学生のように4年で卒業することを想定し、一学期に15単位を履修した場合には、1週間で15単位の授業時間に加え、30時間の自習時間が求められることになります。
数字で出してみてもあまり想像がつきませんが、これはかなりの勉強量になります。
30時間を週7日間で割ってみると平日4時間と休日5時間の勉強が必要になるということです。
「1日4時間の勉強を4年間継続して行う」これは相当なものです。
加えて英語が母国語ではない人にとって、それ以上の勉強時間を必要とされることとなるでしょう。
アメリカの大学に進学するには勉強する覚悟が絶対条件
日本の高校・中学にいたときには、テスト前の1週間、部活がない期間に詰め込みで勉強するという方法を取ってきました。
アメリカに来て、常日頃から勉強することを求められる環境に戸惑いを感じたのを覚えています。
奨学金を取るために良い成績を取らなくてはならないと強く認識してきていたので、慣れない勉強方法に無理やり順応させて、なんとか1年目をやりきることができましたが、英語の壁の重なって、相当苦労したことは確かです。
何が何でも良い成績を取ってやるという覚悟なしにはここまでやってくることはできなかったのではないだろうかと考えています。
まとめ
アメリカ進学をすることを脅かすような記事になってしまいましたね。
最後にポジティブにまとめます。
アメリカ進学は間違いなく勉強することを求められますが、覚悟を持ってしっかりと向き合えば乗り越えられないことはないです。
私の通っているコミュニティカレッジのいいところは一つ一つのクラスが小さく、取り組む姿勢さえあれば、先生が助けてくれますし、いくらでもこなしていくことができます。(先生に丸投げはダメです。笑)
なんだかんだなんとかなるものです。それでも不安があれば気軽に相談してくださいね。
インディアナ州のDePauw Universityというリベラルアーツカレッジでコンピュータサイエンスを専攻。現在はIndianapolisのITコンサルティング会社でSoftware Engineerとしてウェブ開発の仕事をしている。