おすすめコミュニティカレッジ!アイオワ州のNIACC紹介

こんにちは。ポートレートフォトグラファーのKeiです。

今まで個人情報の面から私の進学している大学の名前を出すことはありませんでした。しかし卒業も近くなってきて、個人情報の心配もあまりないので、大学の紹介記事を書こうと思います。

North Iowa Area Community Collegeはアイオワ州北部に位置する小規模のコミュニティカレッジです。

その頭文字をとって、NIACC(なやっく)と呼ばれています。

良いところ

費用が安い

コミュニティカレッジは「誰にも高等教育を提供できるように」運営されている小規模な州立2年制大学です。

学費は4年制大学に比べて圧倒的に安いです。特にアイオワ州では留学生の受け入れを促進しているので費用が非常に安くなります。

学費で一学期に4000ドル、生活費も4000ドルほどです。(州政府が予算の削減を行なったので、金額が上がった可能性があります。詳しい金額は大学に確認して見てください。)

2学期あるので年間では合計16000ドルといったところでしょうか。

非常に強いコミュニティ

NIACCの特徴としてコミュニティのつながりの強さが挙げられます。特にスタッフメンバー同士、非常に仲が良いです。

留学生アドバイザー、カウンセラー、オフィスで働く人のほとんどが非常にポジティブで人当たりが良いです。大学長も外を出歩いては頻繁に学生と立ち話をしています。

そのため大学全体にポジティブな雰囲気が流れているような印象を受けました。

教育レベル

NIACCは数年前、全米のコミュニティカレッジランキングで14位に選ばれました。私自身そのランキングを見てNIACCに進学することを決めたほどです。

もちろん教授にもよりますが、教育のレベルはほどほどに良いように感じました。(コミュニティカレッジは学費が低いため、ひどい教育のところもあります。)

アイオワは治安も良く、教育水準が全米でもかなり上位に入っているので勉強をするにはうってつけの場所です。

寮が新しい

2年前に学生寮が新設され、非常に綺麗な建物・内装になりました。小さな部屋ですが、非常に清潔で、快適に生活することができます。

他の大学に比べてカフェテリアの食事が美味しくないと評判されますが、私は美味しいと思って食べていました。

ただ、学生の使えるキッチンが付いていないのが難点です。

ちなみに記事上部の写真が寮の外見です。

悪いところ

コミュニティカレッジである

上で述べたように費用が安い分、それなりの設備投資しかされていません。ジム・図書館・キャンパス・陸上トラックなど全てにおいて4年制大学より劣っています。

教授の質も4年制大学に比べて全体的に低いです。安い分、ここは理解しなくてはならない点かと思います。

交通の便

NIACCの位置しているMason Cityは交通の便が非常に悪いです。

一応公共バスが存在しますが、1時間に2本、土日は運行していないという使い勝手の悪い交通機関です。タクシーは存在しますが、2年近く生活してきて、5回ほどしか見たことがありません。

アメリカでは有名なUBERですが、Mason Cityでは使えません。

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NIACCの学生が教える豆知識

大学までの交通手段

日本からNIACCのあるMason Cityへ行くには3つの方法があります。最寄りの大きな空港「ミネアポリス・セントポール国際空港」「デモイン国際空港」に到着し運転する方法。もしくはシカゴ・オヘア国際空港からプロペラ機を使用して、Mason City Municipal Airportに到着する方法があります。

どの方法でもいけないことはないですが、私はシカゴからプロペラ機でMason Cityに行く方法をオススメします。

理由は2つ、金額と利便性です。

飛行機の利用の際には大都市から大都市に行くと値段が安くなります。運行本数が多いため、全体的に値段が下がりやすいのです。

上記の「ミネアポリス・セントポール国際空港」「デモイン国際空港」「シカゴ・オヘア国際空港」を比較するとシカゴ・オヘア国際空港が圧倒的にサイズが大きいです。東京からの航空券の値段も200ドルから300ドルくらい変わります。

利便性においてもシカゴ・オヘア国際空港からプロペラ機を使用する方に分配が上がります。

「ミネアポリス・セントポール国際空港」「デモイン国際空港」のどちらもMason Cityから2時間離れており、非常に不便です。空港に向かうには友人に運転してもらう必要がありますが、渡米前には友達もいないので、それもできません。

「Greyhaund(グレイハウンド)」というバスが運行していますが、70ドル程度かかります。シカゴからのプロペラ機は片道100ドル程度で済むので、利便性を考えてもシカゴからプロペラ機を利用することをオススメします。

まとめ

私は英語のできない渡米直後からNIACCのたくさんの人にお世話になってきました。私自身留学を経て、大きく成長したと感じていますが、この成長はNIACCの環境があったからこそです。

友人、大学スタッフ、地域の人、教授にも恵まれ、貴重な2年間を過ごすことができました。

私の在学中には日本人は一人もいませんでしたが、2017年秋学期には7人の日本人が進学をするそうです。ぜひその人たちにはNIACCでの大学生活を楽しんでもらいたいと思います。

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