アメリカで中古車を購入する方法と気をつけること

田舎においてある車

こんにちは。アメリカアイオワ州のコミュニティカレッジに留学しているポートレートフォトグラファーKeiです。

アメリカは国土が広いせいか自動車所有率が非常に高いです。一つの家庭に2台以上車を所有することは当たり前、学生でありながら車を2台所有しているという人もいるほどです。

個人の交通手段が発達しているためか、公共交通機関は大都市を除いて存在していないか、本数が非常に少ないです。

留学生でも車を購入する必要性を感じるかもしれません。アメリカは中古車市場が発達しているため、安くある程度の車を購入することができます。

私も留学2年目から一人暮らしを始め、自動車が必要になったので中古車を購入しました。

手続き等あまり難しいことはありませんが、トラブルを避けるために行くつか注意することがあります。車の購入方法と注意すべきことをまとめました。

購入手段

ディーラーから購入

新車を売っているディーラーでもアメリカでは大抵中古車も一緒に売っています。お店の新車が一番前に並んでいて、最後尾にいくつかの中古車がひっそりと並んでいます。

ディーラーで買うのがトラブルも少なく、いざというときの対処しやすいですが、値段は数百ドルから千ドル程度割高になります。手続きもディーラーが行ってくれるので面倒が少なく済みます。

現地に到着してすぐに車を購入するという場合はあまり地域とのつながりがないので、ディーラーを使うといいでしょう。個人取引よりも値は貼りますが、トラブルも少なく手軽に車を購入することができるでしょう。

修理工場から買う

車の修理を受け持っている小さな修理工場でも中古の車を取り扱っていることがあります。

車を売ることが目的のディーラーよりは多少安く上がることがあるので確認してみてもいいでしょう。

修理やその他質問等をしに気軽に再訪できるのが利点です。

個人売買

到着してある程度経っていて地域とのつながりがあるのであれば個人売買にトライしてみてもいいでしょう。

上の2つの手段を使うよりも格段に安く済ませることができる一方、使い物にならない車をつかまされないようにしっかりと下調べをしてください。

友人から購入することもできますし、Craigslistを使って近くで車を売りたい人がいるかどうか探すことができます。

上記のどの方法を使うにしてもネイティブの友人を連れて行くといいでしょう。言葉の壁から丸め込まれて相手のいいように話を進められてしまいます。

アメリカで中古車の購入手順

中古車

オンラインでの情報収集

ディーラーや個人売買を進める前にネット上で情報を集めておくといいでしょう。実際にホームページで買うつもりがなくてもなんとなくイメージをつかんでおくだけでも助けになります。

以下のリストは私が情報収集に利用したサイトです。

値引きを交渉するときに相場を知っていると話を進めやすいので興味のある車を見つけたら見に行く前にKelly Blue Bookを使って相場を調べます。

ディーラー

情報を集めたら次はディーラーや自動車修理工場を見に行きましょう。

このときに1つのディーラーに行くだけではなく、興味がないものでも複数見ていくといいでしょう。交渉であったり、話のつけ方について慣れることができます。

車の所有歴を調べる

これは完全に任意でやらなくても全く問題ないですが(私はしていないです)Carfaxというホームページから30ドルほどを支払って故障歴を含めた以前の所有者について調べることができます。

値段の交渉

特にディーラーで買う場合は金額を上乗せしているので、うまく値段を交渉することができれば大幅に値引きをしてもらうことが可能です。

交渉するときには下の4つのポイントを押さえておいてください。

交渉するときのポイント

  • キャッシュがローンか
  • 故障しているところを見てもらう
  • ネイティブの友人を連れていく
  • 買いたいという気持ちを見せない

キャッシュかローンか

現金で支払いを行う場合は販売者にすぐにお金が落ちるという利点から交渉のときの強みにすることができます。

Cashで支払うとは?
車の購入をするために話を進めているとよくキャッシュで購入するかどうかということを聞かれます。勘違いしがちですがこれは現金かどうかということではなく、一括で支払うのかローンで知らうのかという違いです。

故障しているところを見てもらう

もしも友人の中に車に詳しい人がいたら一緒に車を見てもらいましょう。故障している車をつかまされる可能性が減りますし、値切りを持ちかけることができるかもしれません。

アメリカは基本的に個人主義の国なので、購入後に故障したとしてもそれは購入者の責任にされることが多いです。

ネイティブの友人を連れていく

英語が流暢に話せないとわかると販売者は強気に話を進めてきます。一人で行くのではなく、必ずネイティブの友人を連れて行きましょう。

買いたいという気持ちを見せない

興味があったとしてもその気持ちを見せないことが大事です。もしも車を買いたい気持ちを見せると販売者の方は強気に販売価格を提示してきます。

その価格では買えないと言い放って帰ってしまうというのも1つの手です。

特にディーラーは金額に上乗せしているので交渉によっては5%から10%以上値引きをすることができます。

支払わなくてはいけない手数料

購入する車が決まったらCourthouseに行って登録の手続きを済ませることになります。

車の代金に加えて下の金額も支払わなければいけないので頭に入れておきましょう。

税金

税理士

消費税として私の州では5%が取られます。

税金申請のときに記入する購入価格は自己申告なので、個人売買の利点として実際に払った金額よりも安い価格を伝えれば多少税金を抑えることができます。

私は2250ドルの車の購入のときに1200ドルと書いたので半分近く税金を抑えることができました。

登録費

これは車種・製造年・マイル等によって変わってきますが、私のGM Pontiac Grand Prix GT 2001は160,000マイルで50ドルでした。

新しい車ほど登録費が高くなります。

ナンバープレート

25ドル

追加で1.5ドル払うと任意の番号を指定することができます。

まとめ

アメリカは自己責任を強く問われる国であって、特に中古車購入に関してはその傾向が強いです。買ってすぐに壊れたとしてもそれは購入者の責任になってしまいます。

中古車と言っても安い買い物ではありません。

しっかりと調べて良い車を買えるといいですね。

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オンライン参照元

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