来年から一人暮らしを始めようと考えていると前の記事で書かせていただきました。
秋学期が開始する1ヶ月前の8月から一人暮らしを始めようと考えているのでそれまでの3ヶ月の間にしなければいけないことがいくつもあります。
- 両親を説得する
- 自動車免許の所得
- 車の購入
- 家具の調達
- 住所変更の手続き
先日自動車免許の筆記試験に合格したので、今日は二つ目の自動車免許の取得について書いていきます。
*18歳以上の人が取得できる一般の免許なので18歳未満の人の免許とは少し変わってきます。
自動車免許を取得しようと思ったきっかけ
私の滞在しているアイオワは広大なとうもろこし畑が広がっており、一番近い食料店・レストランまで3km、歩いて50分ほどかかります。
車なしではどこにも行くことができません。それなのに公共交通機関はほぼ機能していないです。
去年一年間も交通に便には悩まされました。一つ何かを買いたいと思っても車を持っている友人に頼まなければなりませんでした。
寮に住んでいる以上なんとかなりましたが、一人暮らしを始める上で車は必需品です。(学校に行くまで片道12kmあります。笑)
ということで何よりも先に自動車免許を取得することにしました。
自動車の免許を取得する手順
免許を取るにあたって受けなければいけないテストが二つあります。
- 筆記試験
- 実技試験
筆記試験
正直な感想としてはアメリカの免許を取得するのは日本に比べて5倍簡単で50倍安いです。
勉強にかけた時間は一週間、合計して5時間くらいです。一通り教習所で渡された薄いハンドブックに目を通し、オンラインの予想問題集を解きました。
私が使用したホームページはこちらです。それぞれの州の問題が出ているのでどなたでも使えます。
問題形式
- 4択
- 25問
- スキップすることができる
コンピュータ上で4択の問題が25問出てきます。20問正解すると合格で、もしも5問間違えるとその時点で自動的に終了する仕組みになっています。
わからない問題はスキップすることができるのでそれなりに勉強していれば落ちることはまずないと思います。
費用
Permit(仮免許)発行手数料 6ドル
本免許発行手数料 8ドル(年間4ドル)
私は実技試験に備えて仮免許を取得したので、かかった費用は免許発行手数料の6ドルのみです。
受験料なども一切かかりませんでした。
実技試験
自分で練習したのち、大丈夫だと思ったら予約して受験することになります。
試験は教官の隣で実際に公道を運転します。
あまりよくわからないので受けてから詳しくまとめます。
仮免許の発行
筆記のテストを受けたあとにPermitと言われる仮免許がもらえます。これは21歳以上の人同伴であれば合法で運転ができるという免許です。
2−3週間で指定した住所にプラスティックカードの免許が届くまで一時的に使えるただの紙に印刷された仮の免許証が渡されました。
これから仮免許の取得から本免許を取得するまで仮免許を持って友人の車で練習し、実技試験に臨むという形になります。
もしも日本で運転していて練習する必要がないのであれば、実技試験を同時に受けてそのまま本免許を取得することも可能です。
必要な書類
- パスポート
- VISA(I-20など)
- ソーシャルセキュリティーナンバー(持っていれば)
- 住所を証明する書類2点
ソーシャルセキュリティーナンバーというのはアメリカで仕事をしている人にしか発行されないので持っていなければ大丈夫です。
住所を証明するための書類は学校から出ている保険のコピーと銀行開設時の書類を用意しました。
まとめ
筆記試験は思ったよりもかなり簡単でしっかりと勉強したことを後悔するくらいでした。笑
わからない問題を飛ばすことが出来るのが大きいですね。正直そんな仕組みでもいいのかと疑問に思いますが。汗
アメリカで車の免許を取得するのは安くて簡単で役に立ちます。運転をしないとしてもパスポートの代わりのIDとして使うことができますし、現地に到着してから余裕ができたらぜひ取得しておくことをおすすめします。
実技試験については合格してからまとめます。
合格したので記事をまとめました。(2016/06/30更新)
ありがとうございました。
インディアナ州のDePauw Universityというリベラルアーツカレッジでコンピュータサイエンスを専攻。現在はIndianapolisのITコンサルティング会社でSoftware Engineerとしてウェブ開発の仕事をしている。