アメリカに来てから心がけるようにしていることがあります。
自分に枠を設けない。
できないから、わからないから、言い訳をして新しいことに挑戦しないでいるのは簡単です。
でもせっかく両親が高い学費を払ってアメリカに送り出してくれているのだからと、私は自分に与えられているものを積極的につかむようにしています。
楽しいことはいつも、勇気を持って踏み出したときに見つかります。
もしも留学先で失敗をすることを恐れて部屋に閉じこもってしまっているなら、勇気を持って一歩踏み出して欲しいです。
新しい経験、一方で…
今私が留学しているのは広大なアメリカの中でも特に田舎と言われるようなところです。
今までの人生を日本の都会で過ごしてきた私にとってそこは初めてのことばかりでした。見るもの聞くもの新しくとても新鮮な経験をしたことを覚えています。
ですが数週間もすると徐々にそこでの生活にも慣れていき、楽しみが薄れていきました。
なんだか退屈だな。何か新しいことがしたいなといつも思っていたことを覚えています。
ドイツからの留学生が教えてくれたこと
そんな中私の友人の一人がとても大事なことを教えてくれました。
私の仲良くしている友人で、ドイツからの交換留学をしている学生がいます。
彼を見ていると田舎の楽しみが少ない環境でも最高に楽しんでいるんです。行くとこないからつまらない、なんて彼の口から聞いたことがない。
それは彼は自分から積極的に外に行動を起こしているからです。
彼はいつもこう言っています。「新しいことを経験するためにアメリカに交換留学しているんだからできることはすべてやるんだ」って。
その言葉の通り、いくつものボランティア活動に参加しています。知らない場所でも恐れずに冒険することができます。
特にアメリカ大統領選挙のときなんかは候補者のスピーチを聞くために走り回っていました。
今日はヒラリーで明日はクルーズ、明後日はバーニーのスピーチに行くぞ、みたいに。笑
彼がやることは何事も全力なんです。
環境は変わらない
彼を見ていて思うことがありました。
彼のように自分を外向きにしていけば彼のようにもっと楽しめるのではないか。
いくら悩んでいてもここに滞在している限り環境は変わりません。
変わることができるのは自分だけです。
そこで私は自分自身をもっと外向きにしていくことに決めました。今まで興味を持っていなかったことも積極的に参加していくようにしました。
そうすると今まで知らなかった良さが発見できたりすることがあります。
楽しいことは行動してみないと見つからない
私の心の中にいつも掲げていることがあります。
知らないことにも恐れずに挑戦していく。
そうすることで今まで知らなかったチャンスを掴むことができます。
多少疲れていても参加していくようにしています。なぜなら疲れていると思っても実際はただの惰性だったりするんですよね。
本当に疲れているときは断りますが、なるべく参加するようにしています。参加した最後には来てよかったなと振り返ることがほとんどです。
特に異国の地なので何がどうなるのかわからず腰が上がらないこともありますがぜひ違ったことにも挑戦して新しい経験をしてみてほしいです。
まとめ
今日伝えたかったことはこの二つ。
- 環境は変わらない
- 変わることができるのは自分だけ
不思議なことに自分が変わると今までと同じものを見ているのに全く違って見えるんです。
最後に高校の卒業のときに先生が教えてくれた言葉を書きます。
Step out of your comfort zone!!
のんびりとしていられる快適な環境から飛び出せ!
ボランティア活動なんておすすめですよ。
ありがとうございました。
インディアナ州のDePauw Universityというリベラルアーツカレッジでコンピュータサイエンスを専攻。現在はIndianapolisのITコンサルティング会社でSoftware Engineerとしてウェブ開発の仕事をしている。