海外進学は日本の大学へと進学することにした友人たちとは大きく違った手順で大学に行くことになります。
では実際に留学するまでの道のりを見ていきましょう。
進学への決意 目的の明確化
海外進学をするにあたってまず始めに必要なことは目的を明確にすることです。
なぜ自分は海外進学をしたいと思ったのか。
ほんの些細なことでも構いません。まずはそのことを紙に書き出してみましょう
4000とあるアメリカの大学は日本の大学とは違い、上位の学校にいければ就職が安泰だということはありません。
いかに自分に合った環境の大学で成績を残していけるか。それが就職に関わってくるのです。
明確な目的を持つことには3つの利点があります。
- 学校選択を容易にする
- モチベーションを保つことができる
- 大学生活を有意義なものとする
この下で説明する大学選択の時にやりたいことが決まっていると容易に幾つかの大学数まで絞ることができますし、方向性を見失うことなく大学生活を送ることができます。
大学選択
さて、目的を明確化した後にはその目的に沿った大学選択をしていきましょう。
アメリカには日本の25倍の領土、50の州があります。
高等教育に関して言うと上にもあげたように4000校以上の大学と短大が存在します。
一つ一つの大学を見ていてはとてもきりがないので留学生にとっては以下の4つが主な選択方法です。
- メジャーから選ぶ
- 世界ランキングから選ぶ
- 金額から選ぶ
- 地域から選ぶ
メジャーから選ぶ
この方法ではメジャーによってはかなり大学数を絞ることができるでしょう。
日本の学生が多く留学する例としてパイロットの学校があります。日本と比較してアメリカのパイロットの養成は抜きん出ていることがあり、幾つかの大学では世界各国から学生が集まってきます。
他には日本では取得することのできないアスレチックトレーナー、ニューヨークで国連でのインターンができる国際関係論などですね。
どの分野にしてもインターネット上でそれぞれの分野を検索することで数十校までに絞り込むことが可能です。
世界ランキングから選ぶ
この方法は英語の能力と高い経済力が求められます。
というのはレベルの高いハーバードを筆頭としたアイビーリーグ、スタンフォード、日本で言う東大・京大のさらに上のレベルにあたる大学ですね。
世界各国から一流のエリートが集まり勉強をしているために英語の必要用件は最大に高いです。
TOFLEiBTでは100点以上、TOEICでは満点といったレベルですね。
一流の教育を提供するために教育費も年間で500万前後求める大学も少なくありません。
金額から選ぶ
私はこのやり方で大学進学を決めました。
金額に応じて
- コミュニティカレッジ
- 州立大学
- 私立大学
- リベラルアーツカレッジ
と大きく分けて4つの選択肢があります。
私はその中から、現地の学生が多く進学するコミュニティカレッジに進学し、4年制大学への編入を考えるという一番経済的に優しい方法を選びました。
この学校は現地の生徒に対して開かれている大学であるため基本的にはどんな生徒でも受け入れを行っています。(最低限の英語の照明は求められます。)
経済的な利点に加え、英語要件が4年制大学ほど厳しくないことから進学は比較的に簡単です。
地域から選ぶ
アメリカには広大な領土があり、気候も違えば文化までもが場所によっては全く変わってきます。
地域で選ぶというのも一つの手になってくるでしょう。
代表的なところでは西海岸のカリフォルニア、ワシントン州、東海岸のニューヨークなどが挙げられます。
多くの人種が入り混じるこれらの地域では大学は留学生受け入れに慣れており、そういった面ではサポートが手厚く受けられるといった利点があります。
日本人コミュニティのできている地域では、お互いに助け合いながら留学を進めていくことができるでしょう。
逆に留学生の少ない内陸部に留学するというという手もあります。
利点としては田舎の分カリフォルニアなどに比べて大きく生活費が削減できます。
他にもあえて日本人のいない環境を選ぶことで英語の能力を飛躍的に向上させることができるほか、精神的にも自立していくことができます。
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まとめ
海外の大学に進学すると家族と離れて暮らせる分、気楽に過ごすことができます。でも自分をやることをしっかりと決めておかないと周りに流されてしまいます。
留学前から綿密に計画を立てて海外進学をすすめていきたいですね。
ありがとうございました。
インディアナ州のDePauw Universityというリベラルアーツカレッジでコンピュータサイエンスを専攻。現在はIndianapolisのITコンサルティング会社でSoftware Engineerとしてウェブ開発の仕事をしている。